ウォーターサーバーとは一体なにか?
ウォーターサーバーとは冷温水器全般を指し、海外ではウォータークーラーやウォーターディスペンサーなどと呼ばれています。日本では健康志向の高まりによって、およそ2000年頃から水道水からウォーターサーバーへ切り替える家庭や職場が、急速に目立つようになりました。ウォーターサーバーには様々な種類がありますが、その多くはボトルタイプが主流。天然水やRO水などの飲料用水を詰めたボトルを、宅配業者が各家庭や職場へ配送するのが一般的なスタイルです。もちろん利用者はあらかじめ業者と契約し、サーバーを購入またはレンタルすることになります。またウォーターサーバーといっても必ずしも冷水とは限らず、機器によっては温水にすることも可能です。
ウォーターサーバーのボトルの種類
前述したように、ウォーターサーバーの主流はボトルタイプですが、さらにその中から大きく2つのタイプに分類することができます。まず1つ目はリターナブルボトル方式です。これはボトルを交換するタイプのもので、宅配時に業者が新しいボトルを設置すると同時に、空のボトルを回収します。回収したボトルは専門の工場で洗浄され、再び新しいボトルとして再利用されます。このため環境に優しいタイプと言えます。
2つ目のタイプはワンウェイボトル方式と呼ばれるものです。これは端的に言うと、ボトルを使い捨てるタイプを指します。ボトルを使い切ったらそのまま捨てるだけなので、次の宅配時まで空になったボトルを取っておく必要がなく、部屋のスペースの邪魔になりません。ただしこのタイプはボトルの費用が加算されるので、リターナブルボトル方式に比べて費用が若干高くなる傾向があります。